セミリタイアで起業

2024年2月5日2024年2月6日

昨日、久しぶりに仕事で現場調査に出かけた。

かなり遠方だったが、久しぶりだったので嬉しかった。

起業して1年、今月が初めての決算。一応、黒字予定。まあ給料6万/月しか取ってないから、これで赤字だったら死ぬ。

起業について

セミリタイアすると、なにで起業するのかを考えると思うが、私の場合は45歳なので新しいことはできない。やれないし、やりたくない。

20年勤めてきた会社でやっていたことを独立してそのままやっている。

営業忌避義務は？を言う人がいるかもしれないが、そんなものは気にしていないし、気にする必要もない。前の会社が裁判を起こしたければ起こしているだろうが、裁判したとしても、たいした金にならないし時間の無駄だからしてこない。まあ一応こちらの言い分もある。私は暇だし、いくらでも付き合えるので訴えられても困らない。

自分が得意で、ある程度顧客が見込めるもので起業するのがいい。セミリタイア者はそれほど働かなくても生活に支障はないので、簡単に起業できる。（私はセミリタイアのつもりはないが、あまり仕事がないのでセミリタイアと同じ状態なのだ。）

私は株式会社を作ったが、体裁がいらないなら個人事業主でもいい。

会社勤めの時から人生で一度は社長になってみたいと思っていた。しかし残念ながら前の会社ではなれなかった。NO.2まではいったが社長と6歳しか離れておらず、一生勤めても自分が社長になれないと分かっていた（社長が死ねば別だが。）最後は社長に嫌われてしまい、完全に道は途絶えたが、会社を辞めたら簡単に夢が叶った。念願の社長になったが、特に達成感はない。

目標の数字をどうするかはセミリタイア者の資産とランニングコスト（生活費）によるところだが、適当に計算してみよう。

セミリタイアならとりあえず100万円から200万円くらいの年収を目指す感じだろうか？セミリタイアの資産の中央値はわからないが、4000万ほどと考えた場合、現金1000万円は手元に残し、3000万円を投資にあてて、投資から年150万円増えることを期待する。

年間のランニングコストが400万円かかるとすると、3000万円の投資ではパワー不足で250万円足りない。（既婚、子1の設定で計算していく）

ここで打てる手はいくつかあるが、１つ目はランニングコストを抑えるになるだろう。33万円／月は高い。28万円／月くらいに頑張って抑えることができれば、60万円コストを減らすことができる。残り190万円になった。（ちなみに私のランニングコストを調べたところ40万円／月のようだ。住宅ローンのコストが嵩んでいる。）

２つ目は奥さんに働いてもらう、だ。パートかバイトで頑張って100万円稼いでもらおう。（うちの妻は専業主婦だったが、もちろん働きに出した！）そうすると残り90万円だ。

３つ目は打つ手というわけではないが、子ども手当と給付金だ。低所得者層なら2024年の場合、年間19万円もらえる。そうすると残り71万円だ。（給付金に手持ち資産は関係ないから、所得が低ければもらえる）

結果、月6万円くらい稼げれば大体いけそうなイメージが湧く。この月6万円が起業して稼ぐ最初の目標になる。（奥さんがなめてんのかの怒ってきそうだが、最初だけだからと説きふせよう）

月6万円なんて、適当にバイトしても稼げるが、セミリタイア者はそれを選択してはいけない。それをするくらいなら就職したほうがいい。あと数年働いて普通にリタイアできる資産を目指そう。

セミリタイアなら、生活に足りないお金は個人事業主、または会社役員として稼ぐ。

最初から稼げなくても問題ない。無収入でも10年食える資産がある。２、３年やれば年間100万円を稼ぐことはきっとできる。大丈夫、自分を信じよう、心配ないさ。

私は会社を作ったが、初年度の売上は2300万円、粗利は600万円くらい。車買ったり、パソコン買ったりといろいろ使った後の残りを給料とすると、だいたい120万円だ。ありがたいことに初めから月10万くらい稼ぐことができた。（実際の給料は6万円／月。会社は期首で給料を決めるため、給料を途中で変更できない。）

これは私が特別というわけではなく、自分のやってきたことで起業すれば、それなりにうまくいく可能性が高いということだ。

まったく知らない分野で1から始めるのは危険だ。できれば、業界は同じ、またはそれに近いものの方がいいだろう。

ランニングコストを抑え、投資で足りない分を、ちょっと頑張るのがセミリタイアの起業と言える。